軟骨をサポートするプロテオグリカン

日本では、変形性関節症で悩む人が非常に多いです。
骨と骨の間にある軟骨は、クッションの役割を担って衝撃から骨を守っています。
しかし、加齢などで軟骨がすり減ってしまうと、滑らかな動きができなくなります。
クッションの役割を担っていた軟骨が滑らかに動かないと、摩擦が起きます。
そうなると、関節の内側が炎症を起こしたり、関節液がたまって腫れたりします。
変形関節症は、関節に変形が起こり、症状が悪化すると、関節の動きまで悪くなるケースがあります。
関節は、変形してしまうと元に戻ることはありません。
ですから、変形関節症の症状が出たら、早めに病院に行って適切な治療を受けることが大事です。
変形関節症は、どの関節でも起こります。
特に体を支えている膝や股関節、脊椎が変形関節症を起こすと、日常生活に影響が出ます。
変形性関節症の改善に効果的だと言われている成分が、プロテオグリカンです。
プロテオグリカンは、保水性に優れており、軟骨の元になる細胞を増やします。
軟骨の減少を抑える効果も期待できるため、変形性関節症の改善のために使っている人が増えています。
昔は、稀少成分だったものの、最近はサケの軟骨から抽出できるようになり、広く普及しています。

プロテオグリカンとはなにか

プロテオグリカンというのはあまり聞いたことがない人も多いでしょうが、これは私たちの体内にも存在している成分です。主に、皮膚や軟骨などに多く含まれており、保湿性や柔軟性に優れています。というか、皮膚や軟骨の保湿性や柔軟性を保つためには欠かせない成分です。
プロテオグリカンとは、プロテインつまりタンパク質と、多糖類とが結合したもののことです。グリカンとは多糖類のことです。皮膚や軟骨に存在していて、かつ保湿性や柔軟性を保つために重要な成分というと、ヒアルロン酸やコンドロイチンを思い浮かべる人が多いかもしれません。これらヒアルロン酸やコンドロイチンはタンパク質を含んでいません。多糖類です。もちろん保湿性や柔軟性を保つのにこれらが重要な働きをしていることは間違いありませんが、実際に私たちの体内では、プロテオグリカンがヒアルロン酸やコンドロイチンよりもはるかに多い量を占めています。
というか、より正確に言えば、プロテオグリカンの一成分として、つまり、プロテオグリカンの中の多糖類として、コンドロイチンやヒアルロン酸が含まれている、と言ったほうが正しいのです。コンドロイチンやヒアルロン酸は、事実上、タンパク質と結合してプロテオグリカンとなって初めて、保湿性や柔軟性を発揮していると言えるでしょう。