プロテオグリカン配合の化粧品の効果

プロテオグリカンは糖とタンパク質の複合体で、体内では皮膚や軟骨に存在する成分のひとつです。コラーゲンやヒアルロン酸と同様に細胞外基質を構成して保水性に優れた性質を持ち、肌のハリや保湿を維持して、関節ではクッションの役割を担います。抽出することが難しいため、希少価値が高くあまり普及していなかった成分ですが、近年では効率良く抽出することができるようになったことから乾燥肌などの改善ができるように化粧水に配合されるようになっています。プロテオグリカンの最も注目すべき点は保水力で、ヒアルロン酸やコンドロイチンよりも高い保湿性があると言われています。また、炎症を抑えるサイトカインというタンパク質の働きを活発化させる作用を持つことから、抗炎症作用に優れ、同時に抗酸化作用を持っていることが知られています。肌のターンオーバーを助けるEGFに似た働きを持っていることも分かっており、新陳代謝を促進させることで皮膚を生まれ変わらせて美しいハリのある肌を作るサポートをしてくれます。プロテオグリカンは人体に存在する成分であるため、肌との親和性が高く刺激がほとんどなく敏感肌の人でも使えるのが特徴で、誰もが利用できる化粧水として高い効果が期待できます。

軟骨をサポートするプロテオグリカン

日本では、変形性関節症で悩む人が非常に多いです。
骨と骨の間にある軟骨は、クッションの役割を担って衝撃から骨を守っています。
しかし、加齢などで軟骨がすり減ってしまうと、滑らかな動きができなくなります。
クッションの役割を担っていた軟骨が滑らかに動かないと、摩擦が起きます。
そうなると、関節の内側が炎症を起こしたり、関節液がたまって腫れたりします。
変形関節症は、関節に変形が起こり、症状が悪化すると、関節の動きまで悪くなるケースがあります。
関節は、変形してしまうと元に戻ることはありません。
ですから、変形関節症の症状が出たら、早めに病院に行って適切な治療を受けることが大事です。
変形関節症は、どの関節でも起こります。
特に体を支えている膝や股関節、脊椎が変形関節症を起こすと、日常生活に影響が出ます。
変形性関節症の改善に効果的だと言われている成分が、プロテオグリカンです。
プロテオグリカンは、保水性に優れており、軟骨の元になる細胞を増やします。
軟骨の減少を抑える効果も期待できるため、変形性関節症の改善のために使っている人が増えています。
昔は、稀少成分だったものの、最近はサケの軟骨から抽出できるようになり、広く普及しています。

プロテオグリカンとはなにか

プロテオグリカンというのはあまり聞いたことがない人も多いでしょうが、これは私たちの体内にも存在している成分です。主に、皮膚や軟骨などに多く含まれており、保湿性や柔軟性に優れています。というか、皮膚や軟骨の保湿性や柔軟性を保つためには欠かせない成分です。
プロテオグリカンとは、プロテインつまりタンパク質と、多糖類とが結合したもののことです。グリカンとは多糖類のことです。皮膚や軟骨に存在していて、かつ保湿性や柔軟性を保つために重要な成分というと、ヒアルロン酸やコンドロイチンを思い浮かべる人が多いかもしれません。これらヒアルロン酸やコンドロイチンはタンパク質を含んでいません。多糖類です。もちろん保湿性や柔軟性を保つのにこれらが重要な働きをしていることは間違いありませんが、実際に私たちの体内では、プロテオグリカンがヒアルロン酸やコンドロイチンよりもはるかに多い量を占めています。
というか、より正確に言えば、プロテオグリカンの一成分として、つまり、プロテオグリカンの中の多糖類として、コンドロイチンやヒアルロン酸が含まれている、と言ったほうが正しいのです。コンドロイチンやヒアルロン酸は、事実上、タンパク質と結合してプロテオグリカンとなって初めて、保湿性や柔軟性を発揮していると言えるでしょう。

ロコモティブシンドロームの原因と予防について

ロコモティブシンドロームが、最近日本で問題となっています。「ロコモ」と略されて呼ばれているのを聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
そもそもロコモティブシンドロームの原因は、加齢によって筋肉が弱ってきたり、骨が弱くなって関節の軟骨がすり減ったりすることによって起こります。うまく歩きにくくなったり、疲れやすくなってしまったりします。ロコモティブシンドロームを放置しておくと、介護が必要不可欠になってしまう状態になる危険性も高まるので、注意が必要です。
ロコモティブシンドロームを予防するためには、筋力の低下を防ぐことが必要です。スクワットを行ったり、ウォーキングを日課にするなどして、予防しましょう。体に負担をかけすぎない運動が効果的です。
また、食事を工夫することも予防になります。栄養バランスに気をつけて、カルシウムやたんぱく質、ビタミンなどを多く摂取できるような食事を摂ると良いです。魚や野菜を中心に食べ、1日3食しっかり食べると良いでしょう。これらの栄養素を摂ることのできるサプリメントを飲むことも、また効果的です。
原因と予防方法をしっかり学んで、ロコモティブシンドロームに負けない体作りを目指しましょう。

ロコモティブシンドロームとは、要介護になるリスクの高い運動器症候群

ロコモティブシンドロームとは、日本整形外科学会が2007年に提唱した、運動器の障害により要介護のリスクが高い状態になる運動器症候群のことをいい、「ロコモ」と略されます。
主な原因としては、加齢に伴う運動器自体の疾患と、加齢による運動器の機能不全が挙げられます。筋骨格運動器系の疾患としては、変形性関節症、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、易骨折症などがあり、骨粗鬆症による円背、関節リウマチなどによる、関節可動域制限や筋力低下、麻痺などが含まれます。加齢による運動機能低下は、特に疾患がなくても、高齢になることで低下してくる筋力、持久力、バランス能力などの影響で、運動器の働きが鈍ってくる状態です。これらが、運動不足などによって加速され、転倒しやすいなどの危険性が高くなってきます。高齢化の進む日本では、変形性関節症や骨粗鬆症の患者数は非常に増えていることもあり、ロコモティブシンドロームは、国民病ともいえる様相を表しています。
ロコモティブシンドロームは、寝たきりや要介護につながりやすく、健康寿命の短縮に結びついてしまいがちです。座る、立つ、歩くなど日常動作が維持できるように、予防のためにも、軽い運動やストレッチを意識して続けることが大切です。